04超制震

地震に強い家にするには

家を地震から守る技術には、大きく分けて3つの方法があります。揺れに耐える「耐震」、揺れを伝えない「免震」、そして、揺れを吸収するのが「制震」です。この中の「制震」は、ダンパーなどの制震装置建物の骨組みなどに設置し、揺れを吸収する技術です。

制震

免震と制震

何百万円もつぎ込んで免震住宅を建てることも可能ですが、免震住宅をつくるには、コストの他に地盤や隣地との距離など様々な制約があります。やはり、耐震構造の木造住宅に、少しの費用で制震技術を追加し、地震の揺れに強い住宅にすることが、地震対策に適していると言えるのではないでしょうか。

大九建設の制震技術

通常の制震住宅は、1階に制震装置を部分的に配置し揺れを吸収しますが、大九建設の制震住宅は家全体に、地震エネルギーを吸収する特殊な制震テープで覆い、地震エネルギーを熱エネルギーに変換する「超制震」技術です。

制震テープ

高層ビルの免震装置にも使われている粘弾性体を住宅用に加工した両面テープを、家全体の軸材と面材との間に緩衝材として挟み込み大量に使うので、熱エネルギーの変換能力が格段に違います。熱エネルギーの変換能力が格段に高まります。地震に強い家にする画期的な方法です。

制震テープの特徴

  • 地震が何回続いても、新築時の粘り強さを長く保ちます。
  • 劣化の主要原因の熱劣化の耐久実験では110年以上耐久性が証明されています。
  • 制震効果の他に、交通振動の揺れの低減、遮音性の向上、気密性の向上などの効果があります。
  • 嫌な匂いもなく、シックハウスの原因物質も含まれていません。
  • 特別な金物・器具を使わず、簡易でスピーディに超制震住宅が施工できます。

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